冬になると肩こりがひどくなる方は多いですよね。寒さで血行が悪くなり、肩周りの筋肉が固まることで、痛みや違和感が増すことが原因です。

特に冷えでお悩みの方が多い年代には、五十肩（肩関節周囲炎）は、40～60代の方によく見られる症状です。

腕を動かすと痛みを感じたり、動かしづらくなったりするのが特徴です。しかし、腕の痛みがすべて五十肩とは限りません。この記事では、五十肩の判別方法とストレッチの方法について詳しく解説します。

新潟市東区のにこにこ整体・整骨院では、五十肩の施術での症状の緩和・リハビリを行っていますので、ぜひお気軽にご相談ください！

1. 五十肩とは？症状と原因を知ろう

 

五十肩は、肩関節の周囲に炎症が起こり、関節の動きが悪くなる病気です。医学的には「肩関節周囲炎」と呼ばれ、特に40～60代に多く見られます。

主な症状は以下のとおりです。

☑肩を動かすと痛みが出る（特に腕を上げると痛む）

☑夜間痛がある（寝ているときに痛くて目が覚めることがある）

☑腕を後ろに回しにくい（エプロンを結ぶ動作が難しい）

☑肩の動きが制限される（痛みが強くなると、腕が思うように動かせなくなる）

五十肩の原因

五十肩の原因は、加齢による関節の変性や、肩関節の周囲の炎症が主な要因とされています。また、長時間同じ姿勢をとる仕事や運動不足も発症リスクを高める要因となります。

長時間の同じ姿勢には「猫背姿勢」 が大きく関係していることをご存じでしょうか？

猫背になると、肩関節や肩甲骨周りの筋肉に負担がかかり、血行が悪化しやすくなります。この血行不良が長期間続くことで、肩周囲の筋肉や関節に十分な酸素や栄養が行き届かず、炎症が起きやすくなるのです。

・詳しい五十肩についてのページはこちら

---

2. 五十肩かどうかを判別するチェック方法

「この痛みは五十肩なのか？」と悩んでいる方は、以下のセルフチェックを試してみましょう。

特に猫背姿勢による、首の神経が刺激して腕に痛みが出る場合は五十肩以外の要因もたくさんあります。

五十肩の判別チェックリスト

1. 腕を真横に上げようとすると痛みがある（肩の高さ以上に上げにくい）
2. 髪を結ぶ動作がしづらい
3. 手を後ろに回してエプロンを結ぶ動作が難しい
4. 夜間に肩の痛みがあり、眠れないことがある
5. 肩を押さえるとズーンとした鈍い痛みがある

このうち 3つ以上当てはまる場合は、五十肩の可能性が高い です。

ただし、肩の痛みには他の原因（腱板損傷・石灰沈着性腱板炎など）もあるため、自己判断せずに専門家の検査を受けることをおすすめします。

◇その他の症状はコチラ

・肩こり

・胸郭出口症候群

・頸椎ヘルニア

3. 五十肩を和らげるストレッチ方法

五十肩の痛みがある場合、適切なストレッチを行うことで、肩の可動域を広げ、痛みを軽減することができます。ここでは、自宅でできる簡単なストレッチをご紹介します。

1. ペンデュラムストレッチ

方法

1. 軽く前かがみになり、痛みのない方の手で机などを支える
2. 痛みのある肩の腕をだらんと下げる
3. そのまま腕を小さく円を描くように回す（前後・左右）
   
   ポイント
   
   ・力を抜いて、リラックスした状態で行う
   
   ・無理に大きく回さない

2. タオルストレッチ

方法

1. タオルの両端を持ち、片手を背中の上側、もう片方を腰の後ろに回す
2. 上の手でタオルを引き上げるようにし、下の手は無理のない範囲で上げる
3. ゆっくりと呼吸しながら10秒キープし、交互に行う
   
   ポイント
   
   ・痛みを感じる場合は無理に引っ張らない

3. 壁を使ったストレッチ

方法

1. 壁の前に立ち、指を使って壁を「歩く」ようにしながら腕を上げる
2. 肩の高さを超えたら、ゆっくりと元の位置に戻す
   
   ポイント
   
   ・少しずつ可動域を広げるイメージで行う
   
   ・痛みが強い場合は無理せず休む

4.おすすめのストレッチ方法

これらのストレッチを毎日少しずつ続けることで、肩の動きを改善し、痛みを和らげることが期待できます。

4. こんな場合はすぐにご相談ください！受診の目安

五十肩の症状がひどい場合や、ストレッチをしても改善しない場合は、早めに専門家に相談しましょう。

以下のような症状がある場合は、整形外科や整体院の受診をおすすめします。

☑肩の痛みが強すぎて日常生活に支障が出る

☑腕を上げることが全くできない

☑夜間痛がひどく、眠れない日が続く

☑数ヶ月経っても症状が改善しない

新潟市東区のにこにこ整体・整骨院では、五十肩の症状に対して、適切な施術やストレッチのアドバイスを行っています。つらい肩の痛みでお悩みの方は、お気軽にご相談ください

五十肩の痛みを放置すると、炎症が長引き 慢性痛（長期間続く痛み） へと移行する可能性があります。慢性化すると、肩の可動域が制限され、日常生活に支障をきたすこともあります。また痛みをかばう姿勢からより悪化した姿勢になることで様座な支障をきたす可能性が高まるため、早めの受信をおススメします！

【まとめ】五十肩を見極めて、適切な対策を！

五十肩は、放置すると肩の動きが悪くなり、生活に支障をきたすこともあります。

「ただの肩こりかな？」と思っていたら五十肩だった… というケースも少なくありません。

☑ 五十肩かどうかをセルフチェック！

☑ ストレッチで少しずつ可動域を広げる！

☑ 症状がひどい場合は専門家に相談！

五十肩の痛みを軽減し、スムーズに動かせる肩を取り戻しましょう！ 

冬場の肩こりの関連のブログ

・冬場の肩こりがひどい方必見！冬場の肩こり・冷えを徹底解剖

・冬の肩こりを対策しよう！冬場の肩こりを冷えから改善するセルフケア方法3選

・腰から下が冷たい？原因は骨盤の歪みだった？！下半身のだるさや冷たさの原因について解説

五十肩｜新潟市東区のにこにこ整体院・整骨院で根本施術