腰椎分離症
- 腰を反らすと痛みが強くなる
- 長時間立っていると腰が重だるい
- スポーツの後に腰に違和感がある
- 慢性的な腰痛が続いている
- 下半身にしびれや違和感がある
腰椎分離症について|にこにこ整体・整骨院
腰椎分離症とは、腰椎(腰の骨)の後方にある「椎弓(ついきゅう)」と呼ばれる部分が、繰り返しの負荷によって疲労骨折を起こす疾患 です。特に成長期(10~18歳)のスポーツ選手に多く見られ、適切なケアをせずに放置すると、腰椎すべり症(spondylolisthesis) に進行する可能性があります。
腰椎分離症のメカニズム
腰椎は5つの椎骨(L1~L5) で構成されており、それぞれが椎間板や靭帯、関節突起によって連結されています。椎弓は腰椎の後方にあり、脊柱を安定させ、背骨の柔軟な動きをサポートする重要な役割 を果たしています。
しかし、スポーツや日常生活で腰を反らす・ひねる・繰り返しのジャンプ動作 などの負担が続くと、椎弓の「関節突起間部(pars interarticularis)」にストレスが集中し、微細な骨折(疲労骨折)が生じる ようになります。この状態を腰椎分離症 と呼びます。
腰椎分離症が発生しやすい部位
腰椎の中でもL5(第5腰椎)の椎弓部分 に最も多く発生し、次いでL4(第4腰椎) にも見られます。これは、腰椎の中で最も負担が集中しやすい部位がL5であるため です。
発生率:
・L5で約85%
・L4で約10%
・その他の腰椎ではまれ(5%未満)
腰椎分離症の進行ステージ
腰椎分離症は早期に適切な治療を受けることで、骨が修復される可能性があります。 しかし、放置すると分離が進行し、慢性的な腰痛や神経症状を引き起こすことがあります。
ステージ | 状態 | 症状 |
---|---|---|
初期段階 (急性期) |
疲労骨折が 始まったばかり |
軽度の腰痛、 運動時のみ違和感 |
進行期 (亜急性期) |
分離が進み、 骨が癒合しにくい状態 |
腰の痛みが強くなる、 動作制限あり |
慢性期 (偽関節形成) |
分離が固定され、 骨が完全に癒合しない |
持続的な腰痛、 長時間の立ち姿勢が辛い |
腰椎すべり 症移行期 |
分離部の安定性が低下し、 腰椎が前方へすべる |
腰痛の増悪、 下肢のしびれや神経症状 |
特に慢性期以降になると、手術が必要となるケースもあるため、早期発見・早期治療が重要です。
腰椎分離症の原因|にこにこ整体・整骨院
1. 繰り返しの負担による疲労骨折
スポーツなどで腰を反らす・ひねる動作を繰り返すと、腰椎の椎弓部分にストレスがかかり、徐々に疲労骨折を起こします。特に野球・サッカー・体操競技・バレーボール・陸上競技など腰の動作が反復するスポーツを行っている方は注意が必要です。
2.成長期の骨はまだ未成熟で、強い負荷がかかると骨折しやすくなります。特に10代の男子に発症しやすい傾向があります。
3. 体幹や骨盤周りの筋力不足
体幹に関わるインナーマッスルが弱いと、スポーツ時の衝撃を吸収できず、腰椎に負担が集中します。また、股関節や骨盤の柔軟性が低い事で、腰椎が過剰に動き、分離症を引き起こしやすくなります。
4. 猫背・反り腰などの不良姿勢
姿勢が悪いと腰椎の負担が増え、疲労骨折のリスクが高まります。特に 反り腰(骨盤前傾) の方は、分離症になりやすい傾向があります。
にこにこ整体院・整骨院が考える腰椎分離症の原因
梨状筋症候群の原因を、新潟市東区のにこにこ整体院・整骨院では、「腰回りの歪み」と「骨格や骨盤の歪み」と考えます。
腰回りの負担を増させる原因の1つが、体の重心が本来の位置からずれ、背骨の自然なS字カーブが崩れた「歪んだ姿勢」です。
腰椎分離症の原因の1つが、体の重心が本来の位置からずれ、背骨の自然なS字カーブが崩れた「歪んだ姿勢」です。
「S字カーブが保たれていると、足の『親指・小指・かかと』の3点が体を支え、足の裏の重心は正しい位置を保つことができます。土踏まずのアーチ構造がクッションとなり、体全体の荷重が吸収・分散されるのです。
しかし重心が乱れると、腰椎の重心が前側や後ろ側にずれる事で、腰にかかる負担場所が偏り負担が増す可能性が高まります。
その為、腰椎への負担が増加する原因となり蓄積が続くと腰椎分離症などの腰痛の原因となります。
腰部の関節には、背骨の筋肉や腰回りの筋肉・そして腰椎を構成する多数の骨をつないでいて、すべての運動動作に関わっています。特に腰の歪みがある状態での体の状態は、腰の筋肉に必要以上の負担を与えてしまい柔軟性の低下をもたらす為、負担を軽減し蓄積しづらい体つくりをしていく事が重要です。
新潟市東区のにこにこ整体院・整骨院では、腰椎分離症の患部だけに施術するのではなく、足から首まで身体全体の歪みなど、全身に着目して痛みの原因にアプローチすることを心がけています。
腰椎分離症の根本的原因は様々であり、1つではない可能性も高いです。
特に慢性的な腰痛の原因としては、普段の生活の姿勢、食生活、運動不足、肥満、オーバーワーク、妊娠、出産などで身体のバランスが悪くなっていることが多いです。これらを行うことで、骨盤や背骨が歪み、姿勢がさらに崩れ、筋肉のバランスが悪くなることで腰痛は起こります。
腰痛の症状自体は早期施術であれば改善しやすい症状です。
しかしすぐによくなると思って経過を放置してしまうと、気が付くと悪化して経過が改善しにくくなるケースもございます。
そのようなことがないように、腰に違和感を感じた段階で早めに対処することが重要です。痛みや違和感を感じた場合は早めに新潟市東区のにこにこ整体院・整骨院にご相談ください。
にこにこ整体院・整骨院での腰椎分離症の施術|にこにこ整体・整骨院
【痛みを繰り返さない体を目指す】
新潟市東区のにこにこ整体院・整骨院では当院独自の「筋膜骨格施術」(筋膜や国家にアプローチし体のバランス、歪みを調整する手技)で根本的な改善を致します。
新潟市東区のにこにこ整体院・整骨院では、痛みのある座骨神経痛症状のある患部だけに施術するのではなく、首から身体全体の歪みなど、全身に着目して痛みの原因にアプローチすることを心がけています。
まずは腰椎分離症からくる腰痛の要因となる根本的原因を考える事が重要です。特に腰痛のよくあるケースとして、上下にある〈胸椎〉と〈股関節〉の可動域が低下し腰痛をもたらす事が考えられます。両者はどちらも関節可動域が大きくありますが、対して腰椎は回旋には乏しい関節の構造をしています。その為、上下の関節周りの骨格の歪みや筋肉の緊張が要因となり、腰痛を引き起こしているケースは少なくありません。
また腰椎分離症からくる腰痛には腰椎周囲の関節の不安定性からくる腰回りの炎症や腰周囲の筋肉の過剰な緊張による腰痛が原因のことも多く、根本の原因として腹筋や背筋などのインナーマッスルの機能低下だったということも多くあります。
その為、現在の症状が実際に腰椎分離症と腰痛の関係性を正しく判断し施術を検討していく事が重要となります。
要津分離症の原因と根本的原因・理由を正しく理解して、何度も繰り返さない体を作ることが重要です。
当院ではお客様一人一人の目標設定に合わせた施術プランをご提案しております。筋骨格の改善だけではなく、低下してしまった腰の周囲の筋肉を鍛えること・正しい体の使い方も覚え再発しない体作りまでサポートさせて頂きます。
その為、まずは症状の原因・身体の歪みの状態を問診させて頂き最適な施術プランを行っていきます。
まずは患部の痛みを重点とした痛みの早期改善を目的とした新潟市東区のにこにこ整体院・整骨院の独自のオーダーメイド施術を用いて生活を送りながらでも一日も早い改善を目指します。
そして痛みの緩和と共に経過を空けながら足から身体全体の歪みや背骨・骨盤の歪みの矯正を行い、根本的な問題を解消していきます。
通院ペースに関しては週に1回のペースから月に1回のペースでの経過観察までその方々によって異なります。ご本人様の目標や時間・予算なども含め最善を努めて参りますのでお気軽にご相談ください。
さらに、ご自宅でできる簡単なトレーニング法やストレッチなどのセルフケアの指導もさせていただき、良い状態を長く維持して再発防止までを図っていきます。
新潟市東区のにこにこ整体院・整骨院にお越し頂いた腰椎分離症のお客様の中にも症状が改善される方が多数いらっしゃいます。
当院では医学的推奨をされている知見を基に検査方法を使用し現在の座骨神経痛症状の有無を正しく診させて頂きますので、安静にしていたり湿布、電気、マッサージをしてもらってもなかなか症状が改善されない方!もうよくならないのではないかと諦めてしまっている方!
もしあなたが腰椎分離症でお悩みなら、一人で悩まずにぜひ一度、新潟市東区のにこにこ整体院・整骨院までご相談ください。
腰椎分離症でお悩みの方へ|にこにこ整体・整骨院
新潟市東区のにこにこ整体・整骨院では「初めての施術で不安を感じる方々のために,,,」施術のきっかけ作りの為に初回施術のキャンペーンをしております。 上記の様に不安を感じている方・お悩みの方は是非、一度勇気をもって、新潟市東区のにこにこ整体院・整骨院にご相談ください。
※キャンペーン利用に関しては定員がございます。その為、お身体の改善に前向きなお考えの方を優先的にご案内させて頂きます事をご了承ください。 その為、「一度お試しだけ希望,,,」ではなく改善に前向きな方で 「一度施術を受けてみたい,,,」 この様なお考えの方は是非ご相談ください!
腰椎分離症|お悩みについてのご相談は無料! |にこにこ整体・整骨院
「どんな施術をするの?」「費用はどれくらい?」「どれくらいで治る」「ストレッチ方法は?」
通院中の患者様から、初めての方まで沢山のご相談を承っておりますので気軽にご相談下さい。
腰椎分離症 Q&A|にこにこ整体・整骨院
Q1. 腰椎分離症で痛くなる場所はどこですか?
A. 腰椎分離症による痛みは、主に以下の部位に現れます。
腰椎分離症は、腰椎の椎弓部が疲労骨折を起こすことによって発生します。そのため、腰の中心部分に痛みが出やすく、症状が進行すると他の部位にも痛みが広がることがあります。
主な痛みの部位
• 腰の中心部(特にL5~L4周辺の腰椎)
• 腰を反らしたときに痛みが強くなる
• 長時間の立ち仕事や座り仕事で腰のだるさが悪化
• 臀部(お尻)の鈍痛や違和感
• 股関節や太ももの後ろ側の張りや痛み(進行すると広がる)
• すべり症に進行すると、下肢(太ももやふくらはぎ)のしびれや神経症状が出ることも
腰椎分離症の痛みは、安静時には軽減しやすく、動作時に悪化する傾向があります。特に「腰を反らす」「ジャンプする」「長時間の姿勢維持」で痛みが増す場合は、腰椎分離症の可能性があります。
Q2. 腰椎分離症の原因は?なぜなるの?
A. 腰椎分離症は、主に「繰り返しのストレス」と「骨の未成熟」が原因で発生します。
腰椎分離症の主な原因
1. 繰り返しの負担による疲労骨折
・スポーツや日常動作での過度なジャンプ・腰の反り・ひねり動作
・成長期の子どもは骨が未発達で、疲労骨折が起こりやすい
・サッカー・野球・体操・バレーボール・テニス・ゴルフなどの競技者に多い
2. 体幹の筋力不足と柔軟性の低下
・腹筋や背筋のバランスが悪いと、腰椎への負担が増加
・股関節やハムストリングスの硬さによって、腰が過剰に動きストレスが集中
3. 姿勢の歪みやS字カーブの崩れ
・反り腰や猫背によって腰椎への負荷が増す
・インナーマッスルの低下により、体の重心バランスが崩れる
4. 成長期の骨の未発達
・10~18歳の成長期のスポーツ選手に多く発生
・骨が完全に成熟する前に強い負担がかかると、疲労骨折しやすくなる
腰椎分離症は、成長期の子どもやスポーツ選手に多く見られるため、早めのケアが重要です。
Q3. 腰椎分離症は治りますか?
A. はい、適切な治療とケアを行えば回復が可能です。
腰椎分離症は、発症初期(急性期)であれば、適切な保存療法(手術なしの治療)によって骨が修復される可能性があります。 しかし、慢性期(骨が分離したままの状態)になると、骨の癒合は難しくなるため、症状の管理が重要になります。
治療の流れ
• 初期段階(発症後1~3ヶ月) → 安静・固定・コルセット・運動制限
• 中期段階(3ヶ月~6ヶ月) → 体幹トレーニング・柔軟性向上
• 慢性期(6ヶ月以上経過) → 骨が癒合しないため、痛みの管理・姿勢改善・筋力強化
放置するとどうなる?
• 腰椎すべり症へ進行し、神経を圧迫
• 腰痛が慢性化し、日常生活に支障をきたす
• スポーツ復帰が困難になる
適切な施術とリハビリを行うことで、痛みを軽減し、日常生活を快適に過ごせるようになります。
Q4. 施術頻度はどれくらいですか?
A. 初期段階では2~3日おきに施術を受けるのがおすすめです。
腰椎分離症の改善には、継続的な施術とリハビリが必要です。最初は2~3日おきに施術を受けることが理想的ですが、症状の改善に合わせて施術頻度を調整していきます。
施術の頻度の目安
• 初期段階(痛みが強い時期) → 週2~3回
• 中期段階(痛みが和らいできたら) → 週1~2回
• 維持・予防期(再発防止) → 月1回程度
ただし、症状の程度や生活習慣によって最適な頻度は異なります。
患者様の状態に合わせた施術プランをご提案し、無理なく続けられるようサポートいたします。
Q5. 腰椎分離症を予防する方法はありますか?
A. はい、日常生活でのケアとトレーニングで予防できます。
腰椎分離症の予防方法
1. スポーツ前後のストレッチをしっかり行う
腰椎や股関節周囲の柔軟性を向上させる
2. 正しい姿勢を意識する
猫背・反り腰を改善し、体幹の安定性を高める
3. インナーマッスルを鍛える
腹横筋・骨盤底筋・背筋をバランスよく鍛える(プランクやドローイン)
4. 過度な負担をかけすぎない
成長期の子どもは、適度な休息と回復を意識する
5. 整体・整骨院での定期的なケアを受ける
体の歪みを整え、腰椎への負担を軽減
腰椎分離症は、適切な予防を行うことで発症リスクを低減できます。