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なぜ便秘は腰痛と関係する?腰痛の専門家が関係性とストレッチでの対策を解説
便秘と腰痛の関係性とは?
便秘とは?
便秘とは、排便の頻度が減少し、便が硬くなる、または排出が困難になる状態を指します。一般的には以下のような状態が便秘とされます
- 3日以上排便がない
- 排便時に強い力みを感じる
- 便が硬く、小さくなっている
これらの要因には町内の蠕動運動が低下してしまい、便を排出する力が弱まっている可能性が高まります。
便秘になる理由:腸内細菌の減少と内臓の冷え
腸内細菌の減少が引き起こす影響
腸内細菌は善玉菌、悪玉菌、日和見菌の3つに分類され、健康な状態ではこれらがバランスを保っています。しかし、食生活の乱れやストレス、抗生物質の使用が続くと、腸内の善玉菌が減少し、バランスが崩れてしまいます。
例えば、食物繊維が不足し、高脂肪・高糖質の食事ばかり摂取すると、善玉菌が栄養不足で減少してしまいます。また、慢性的なストレスにさらされると、自律神経の乱れが腸の動きを抑制し、善玉菌の活性を低下させます。さらに、風邪や感染症で抗生物質を使用すると、悪玉菌だけでなく善玉菌も減少してしまい、一時的に腸内環境が悪化することがあります。
善玉菌の減少により、腸の蠕動運動(ぜんどううんどう)が鈍り、便がスムーズに移動しなくなります。その結果、便秘が生じ、腸内にガスや老廃物が溜まることで腹部膨満感や不快感を引き起こします。また、腸内の悪玉菌が増殖すると有害物質が生成され、血液を介して全身に影響を与え、免疫力低下や肌荒れ、腰痛のリスクを高めることもあります。
内臓の冷えや代謝不良が引き起こす影響
内臓の冷えは、冷たい食べ物や飲み物の過剰摂取、運動不足、そして冷房環境への長時間の暴露によって引き起こされることがあります。これにより、体の中心部にある内臓の温度が低下し、代謝機能に深刻な影響を及ぼします。
冷えが腸に与える影響
内臓が冷えると、腸の血流が悪化し、必要な酸素や栄養素が十分に供給されなくなります。この状態では、腸の蠕動運動(ぜんどううんどう)が鈍り、便がスムーズに移動できなくなります。また、腸壁の働きが低下し、便秘や腹部の不快感を引き起こします。
さらに、冷えは自律神経にも影響を与えます。内臓が冷えることで副交感神経の働きが弱まり、腸のリズミカルな動きが乱れる結果、消化や排泄の機能が低下します。これにより便秘が慢性化しやすくなります。
腸内環境が乱れている人は内臓の冷えに伴う腰痛リスクが高い
内臓の冷えがやっぱり血行不良
内臓が冷えると、腸や周囲の血流が悪くなります。腸の血行不良は腸内細菌のバランスを緩め、腸の動きをさらに鈍らせるため、便秘を防ぎます。また、血行不良により、腰部を支える筋肉や深層筋(腸腰筋、多裂筋など)にも十分な酸素や栄養が行き渡らず、筋肉が硬くなることで腰痛を引き起こします。
自律神経の乱れと筋肉の緊張
腸内環境が悪化すると、自律神経のバランスも乱れる傾向があります。 副交感神経の働きが低下すると、腸の勢いが弱まり、さらに便秘が進みます。 特に深部に位置し腸などと隣接する腰に関連する腸腰筋や腰方形筋は脊柱を支えるインナーマッスルであり腰痛と深く関与します。この状態では、腸腰筋や骨盤周辺の筋肉緊張しやすくなり、当面への負担が増加するため、腰痛が発生しやすくなります。
腹部の筋力低下による血行不良と腰痛への影響
腹部の筋力が低下すると、内臓の下垂や血行不良・姿勢の崩れを通じて腰痛を引き起こすリスクが高まります。この問題は筋肉と血流、そして内臓の機能が密接に関係していることに起因します。
- 腹部の筋力低下のメカニズム
腹部の筋肉(特に腹直筋、腹横筋、内腹斜筋、外腹斜筋)は、体幹を支える重要な役割を果たしています。これらの筋肉が弱まると以下の問題が生じます
- 内臓下垂
- 腹部の筋力が不足すると、内臓が正しい位置を保てなくなり下垂します。内臓が下がることで血管やリンパ管が圧迫され、血行不良が発生します。
- 腹圧の低下
- 腹圧は体幹の安定性を保ち、腰椎への負担を軽減します。腹部の筋力が低下すると腹圧が弱まり、腰椎に過剰な負担がかかります。
- 血行不良による影響
- 筋肉への酸素供給不足
- 血行不良が起きると、腰部や骨盤周囲の筋肉への酸素供給が不足します。この状態では筋肉の疲労が回復せず、硬直が進行します。
- 老廃物の蓄積
- 腰部の血流が滞ることで老廃物が排出されず、筋膜の硬化や炎症を引き起こす原因となります。これにより、腰痛が慢性化するリスクが高まります。
- 姿勢の崩れと腰痛への影響
腹部の筋力が低下すると、骨盤が後傾しやすくなります。骨盤の後傾は、以下のような姿勢の変化を引き起こします:
- 腰椎の過剰な湾曲(猫背姿勢)
- 骨盤が後傾すると腰椎の自然なカーブが失われ、筋肉や椎間板への負担が増加します。
- バランスの崩れ
- 上半身と下半身のバランスが崩れることで、体全体の動きが非効率になり、腰部の筋肉や関節に余計な負荷がかかります。
便秘と腰痛の改善におススメの習慣アドバイス
腸内環境を整える善玉菌を増やすための対策
腸内環境を整えるとされる食材には様々なものが含まれます。
オリゴ糖
オリゴ糖は善玉菌(特にビフィズス菌)のエサとして働き、腸内で有益な菌の増殖をサポートします。腸内での発酵により、短鎖脂肪酸が生成されることで腸内pHが低下し、悪玉菌の増殖が抑制されます。オリゴ糖はタマネギ、バナナ、アスパラガス、大豆製品などに含まれます。
発酵食品
発酵食品は、プロバイオティクス(善玉菌そのもの)を多く含み、腸内細菌叢を直接改善します。また、発酵による分解産物(乳酸、酢酸など)が腸内の環境を酸性化し、有害菌の抑制に寄与します。これらは、ヨーグルト・みや納豆の大豆食品に多く含まれます。
内臓の冷えを抑える健康習慣
冷えは腸内環境の悪化や代謝の低下を引き起こし、便秘や腰痛を悪化させる原因となります。ここでは、冷えを改善する具体的な方法を紹介します。
1. 温かい食べ物や飲み物を摂取する
内臓を冷やさない食事が冷え対策の基本です。
- 温かいスープや生姜を使った料理
- 生姜は体を内側から温める効果があり、血行を促進します。味噌汁や生姜湯、鍋料理に取り入れるのがおすすめです。
- 温かいスープに野菜やタンパク質を加えると栄養も補え、代謝の向上につながります。
- 冷たい飲み物の代わりに常温や温かいお茶を選ぶ
- 冷たい飲み物は胃腸を直接冷やします。常温の水や温かい緑茶、ハーブティーを選ぶと内臓への負担が軽減されます。
2. 適度な運動を取り入れる
運動は血行を促進し、筋肉を温めることで冷えの改善に効果的です。
- ウォーキング
- 毎日20〜30分程度のウォーキングを行うことで、全身の血流が改善され、冷えの緩和につながります。
- 足元の血流を促進することで、下半身の冷えが軽減されます。
- ストレッチ
- 筋肉をほぐすストレッチを行うと、体が温まりやすくなります。特に腰や太もも、ふくらはぎを重点的に動かすと効果的です。
3. 腹部を温める
内臓を温めることは冷えを改善する重要な方法です。
- 腹巻きやカイロの使用
- 腹巻きはお腹全体を温める効果があり、血流を良くして内臓機能を活性化します。
- カイロを使う場合は、胃腸のあるおへその下や腰のあたりに当てると効果的です。
4. 冷えない服装を心がける
体を冷やさないための服装選びも重要です。
- 冬場や冷房の効いた室内での対策
- 薄手の上着やストールを常に携帯し、温度調整をしやすくする。
- 足元から冷えが伝わらないよう、靴下やスリッパを着用する。
冷え対策と代謝改善のメリット
冷えが改善されることで、腸の動きが活発になり、便秘の解消や腸内環境の改善が期待できます。また、血行が良くなることで酸素や栄養素が体中に行き渡り、代謝が向上します。代謝が上がると体温が安定し、脂肪燃焼効率が高まり、ダイエット効果も得られる可能性があります。
腰痛改善と便秘解消のためのおすすめストレッチ
便秘と腰痛の解消には、腸の働きを促進し、腰部や骨盤周りの筋肉を柔軟にするストレッチが効果的です。ここでは、特に腸腰筋、横隔膜、腰方形筋に着目したストレッチを紹介します。
1. 腸腰筋のストレッチ
腸腰筋は骨盤から腰椎、そして大腿骨をつなぐ重要な筋肉で、便秘や腰痛に深く関係しています。硬くなると腰椎に負担をかけるため、柔軟性を保つことが大切です。
やり方
- 床に片膝立ちの姿勢をとります(右膝を立て、左膝を床につける)。
- 左足を後方に引きながら、体を前にスライドさせます。
- 左側の腰の付け根が伸びていることを感じながら、20〜30秒キープ。
- 反対側も同様に行います。
ポイント
- 背筋を伸ばし、骨盤を前傾させるように意識します。
- 深呼吸をしながら行い、筋肉をリラックスさせましょう。
2. 横隔膜を使うドローイン
横隔膜を意識した「ドローイン」は、腹横筋を刺激して内臓を正しい位置に戻し、腸の動きを促進します。また、腰部の安定性を高める効果もあります。
やり方
- 仰向けに寝転がり、膝を立てます。
- 手をお腹に置き、息を大きく吸いながらお腹を膨らませます。
- ゆっくり息を吐きながらお腹を凹ませ、腹筋を使って内臓を引き上げるように意識します。
- この状態を10秒間キープし、呼吸を繰り返します。
ポイント
- 腹筋を使いすぎず、横隔膜の動きを意識することが重要です。
- 腹部がリラックスしながらも適度な収縮感を感じるようにします。
3. 腰方形筋ストレッチ
腰方形筋は背骨から骨盤を支える深層筋で、硬くなると腰痛を引き起こします。この筋肉を柔軟にすることで腰部の負担を軽減できます。
やり方
- 床に座り、片足を伸ばして反対の足を膝の外側に交差させます。
- 交差した膝を両手で抱え込みながら、体を伸ばした足側にひねります。
- 腰の横側が伸びているのを感じながら20〜30秒キープ。
- 反対側も同様に行います。
ポイント
- 背筋を伸ばしたまま体をひねることで効果が高まります。
- 痛みが出ない範囲で行い、ゆっくりと動作を行いましょう。
注意点
- ストレッチは無理のない範囲で、ゆっくりと行いましょう。
- 痛みを感じた場合はすぐに中止してください。
- 毎日継続することで効果が現れやすくなります。
便秘と腰痛のまとめ
いかがでしたか?これからの季節にも内蔵の冷えと腰痛は直結してきます。体を温め腰痛を予防する様に心がけましょうね。
腸内環境を整え腰痛を解消するには
力の低下が大木宇影響してますので、運動を独自のイメージで行うと場合によっては歪みや痛みの悪影響が増す可能性もあります。
当院では、国家鵜の歪みの改善と正しい筋力強化を運動療法を交えて行う事で根本的な改善に努めております。
腰痛や骨格の歪みでお悩みの方は新潟市東区のにこにこ整体・整骨院にてご相談ください。
新潟市東区のにこにこ整体院・整骨院では当院独自の「筋膜骨格施術」(筋膜や国家にアプローチし体のバランス、歪みを調整する手技)で根本的な改善を致します。
新潟市東区のにこにこ整体院・整骨院では、痛みのある腰痛症状のある患部だけに施術するのではなく、首から身体全体の歪みなど、全身に着目して痛みの原因にアプローチすることを心がけています。
まずは腰痛の要因となる根本的原因を考える事が重要です。特に腰痛のよくあるケースとして、上下にある〈胸椎〉と〈股関節〉の可動域が低下し腰痛をもたらす事が考えられます。両者はどちらも関節可動域が大きくありますが、対して腰椎は回旋には乏しい関節の構造をしています。その為、上下の関節周りの骨格の歪みや筋肉の緊張が要因となり、腰痛を引き起こしているケースは少なくありません。
その為、現在の症状原因が重要となります。
腰痛の原因と根本的原因・理由を正しく理解して、何度も繰り返さない体を作ることが重要です。
当院ではお客様一人一人の目標設定に合わせた施術プランをご提案しております。筋骨格の改善だけではなく、低下してしまった腰の周囲の筋肉を鍛えること・正しい体の使い方も覚え再発しない体作りまでサポートさせて頂きます。
その為、まずは症状の原因・身体の歪みの状態を問診させて頂き最適な施術プランを行っていきます。
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