スタッフブログ
仙骨が痛い、、これって仙骨の障害?関節炎が起きる原因について専門的に解説
仙骨とは?その重要な役割と構造
仙骨の解剖学的構造
仙骨は、背骨の最下部に位置し、5つの椎骨(S1からS5)が癒合して1つの三角形の骨を形成しています。この骨は、腰椎(L5)と骨盤を結び、脊柱と骨盤の間の重要な接続点として機能しています。仙骨は、骨盤の後面にあり、左右の腸骨(骨盤の側面の大きな骨)と仙腸関節を形成しています。この仙腸関節は、身体の安定性と運動において非常に重要な役割を担います。
身体の支持とバランスにおける役割
仙骨は、人体の上半身と下半身を連結する中心的な骨で、立位、歩行、座位などの日常的な動作において体重を支え、骨盤や腰部の安定性を保つ役割があります。仙骨と骨盤をつなぐ仙腸関節は、身体のバランスを調整し、体重を均等に分配します。また、歩行や姿勢維持の際に、上半身の動きを下半身に伝える中継役として機能します。特に、仙骨は骨盤底筋群とも密接に関連し、体幹の安定性に重要な役割を果たします。
日常生活における仙骨の重要性
仙骨は、日常生活におけるあらゆる動作に密接に関与しています。例えば、立ち上がる、座る、歩く、物を持ち上げるなどの動作では、仙骨を中心とした体幹の安定が欠かせません。仙骨が正しく機能していれば、腰や骨盤に余分な負担がかかることなく、自然な動きが可能になります。しかし、仙骨の不具合があると、腰痛や姿勢の悪化、筋肉の緊張など、全身のバランスが崩れる原因となり得ます。これにより、身体全体の機能に影響を与えるため、仙骨の健康維持は非常に重要です。
仙骨に痛みが出る理由とは?
仙骨の痛みの原因として考えられる代表的な要因
仙骨に痛みが発生する理由には、様々な要因が考えられます。代表的な原因には、姿勢の悪化や筋肉の緊張、長時間の座位姿勢、急な動きによる負担、さらには仙腸関節や周辺の筋膜や靭帯の炎症や損傷が挙げられます。これらの要因は、仙骨周辺の筋肉や関節に負荷をかけ、痛みや不快感を引き起こします。特に、加齢や妊娠、スポーツなどの影響で仙骨へのストレスが増加することで、痛みが慢性化するケースもあります。
姿勢の悪化や筋肉の緊張による影響
不良姿勢は仙骨痛の主要な原因です。例えば、デスクワークなどで猫背の姿勢が続くと、背骨全体に不均等な負荷がかかり、特に仙骨周辺の筋肉が緊張してしまいます。仙骨は腰椎と骨盤の接続点にあるため、背中や腰の姿勢が悪くなると仙骨への負担が大きくなり、結果的に痛みが発生します。筋肉の過剰な緊張が続くと、筋膜が硬直し、仙骨周辺で痛みを感じやすくなります。
特にデスクワークなどが仕事の方の傾向として、大殿筋や中殿筋の機能低下・弱体化により臀部の筋膜に偏りが生じる事で仙骨周りの痛みの原因を引き起こす事がケースとして見られやすいです。
長時間の座位姿勢や急な動きによる負担
長時間座り続けると、骨盤と仙骨に直接的な圧力がかかり、仙骨の痛みを引き起こします。特に硬い椅子に座る場合、仙骨が圧迫されやすく、炎症や局所的な圧痛を感じることがあります。
これらは体幹部の安定性や脊柱を支える筋力が充実している事で負担を最小限に抑える事が出来ます。
しかし、姿勢を作る抗重力筋が弱まると椎間にかかる圧力が増し、上記の様な痛みの原因を引き起こします。
また、急激な体勢変更や激しい動きも、仙骨を支持する筋肉や靭帯に過度なストレスを与え、損傷や炎症を引き起こすリスクがあります。スポーツや事故による外傷も、仙骨痛の直接的な原因となることがあります。
仙骨周辺の炎症や損傷
仙骨周辺の筋肉や靭帯、特に仙腸関節に炎症が起こると、痛みが仙骨に放散することがあります。これは、過度の負荷や姿勢の崩れが原因となり、関節に炎症が生じるためです。また、椎間板ヘルニアや脊椎分離症など、脊柱や骨盤の異常が仙骨に影響を与えるケースもあります。炎症が進行すると、仙骨周辺の神経が刺激され、激しい痛みやしびれを引き起こすことがあり、専門的な治療が必要となります。
仙骨痛の原因を理解し、正しい姿勢や適度な運動を心がけることで、痛みを予防・軽減することが可能です。
仙腸関節炎とは?その症状と原因
仙腸関節の構造と役割
仙腸関節は、仙骨と腸骨を結ぶ関節で、体重を骨盤に伝える重要な役割を果たしています。左右に1つずつあり、背骨と骨盤の間でクッションのような役割を果たすこの関節は、運動や体重の負荷を分散し、歩行や姿勢維持においても重要な働きをしています。通常、仙腸関節はあまり大きな可動域を持ちませんが、安定性が求められる部位であり、過度な負担がかかると炎症や痛みを引き起こすことがあります。
仙腸関節炎が発生する原因
仙腸関節炎は、仙腸関節に炎症が生じた状態で、主に過度の負担や加齢による関節の摩耗、外傷が原因となります。スポーツや過度な体重増加、重い荷物を持つなど、日常的な動作によって関節に過剰なストレスがかかることで炎症が発生します。また、加齢に伴い関節の軟骨がすり減り、関節炎を引き起こすことも多いです。妊娠中の女性もホルモンの変化によって仙腸関節が緩みやすく、炎症を起こしやすい状況になります。その他、事故や外傷も炎症の原因となる場合があります。
仙腸関節炎の典型的な症状
仙腸関節炎の主な症状には、腰痛や骨盤の痛みが挙げられます。痛みは片側に集中することが多く、座る、立つ、歩くといった動作で悪化する傾向があります。歩行時には骨盤や仙骨周辺に違和感を感じ、時には下肢に放散痛が現れることもあります。特に、長時間座った後に立ち上がる際や階段の上り下りで痛みが強くなることがあります。炎症が進行すると、慢性的な腰痛や骨盤周辺のこわばりを感じることが多くなります。
関節炎と仙骨の障害—どう関連しているのか?
関節炎が仙骨に与える影響とそのメカニズム
関節炎が仙骨に影響を与える主要なメカニズムは、仙腸関節に炎症が発生することによります。仙腸関節は仙骨と腸骨を繋ぐ関節で、体重を骨盤に分散させる重要な役割を担っています。この関節が炎症を起こすと、仙骨周辺の筋肉や靭帯に過度な緊張が生じ、痛みや可動域の制限を引き起こします。特に、関節の摩耗や軟骨の減少が進むと、関節の動きが不安定になり、仙骨に異常な負担がかかることがあります。結果として、慢性的な腰痛や仙骨痛を引き起こすことが多く、日常生活に大きな支障をきたす原因となります。
仙骨の障害と関節炎の関連性について
仙腸関節の関節炎が慢性化すると、仙骨障害に発展するリスクが高まることが報告されています。仙骨障害は、骨盤や腰椎の構造的なバランスが崩れることによって生じ、仙腸関節の炎症がその原因の一つとされています。また、加齢や外傷がきっかけで仙腸関節が炎症を起こすと、仙骨の変形や軟骨の損傷が進行しやすくなり、痛みが持続的になることが確認されています。これに加え、最近の研究では、仙骨と骨盤の不均衡が他の関節(例えば股関節や膝関節)にも悪影響を及ぼし、さらなる関節障害を引き起こす可能性が指摘されています。
関節炎が進行した場合のリスクや対策
関節炎が進行すると、仙骨や仙腸関節にかかる負担が増大し、痛みが慢性化するだけでなく、関節の可動域が著しく制限されるリスクがあります。特に、炎症が長期化すると関節周囲の軟骨や組織が損傷し、関節の機能が低下してしまいます。さらに、仙骨障害が進行すると、歩行や姿勢に問題が生じ、他の関節や筋肉にも悪影響が波及します。対策としては、早期に関節炎の兆候を発見し、適切な治療を行うことが重要です。具体的には、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)による炎症の抑制や、物理療法を用いて関節の可動性を維持し、筋力を強化することが推奨されます。
また、根本的には姿勢改善や骨盤矯正のエクササイズを日常生活に取り入れることで、仙骨への負担を減らすことができます。
関節炎による仙骨障害の予防には、早期診断と適切な治療が不可欠であり、適度な運動と姿勢改善を心がけることで、リスクを最小限に抑えることができます。
仙骨の痛みを予防するための日常的なセルフケア
デスクワークや座り仕事が多い人への対策
デスクワークや座り仕事が長時間続くと、仙骨に過度な負担がかかりやすくなります。これは、骨盤や腰にかかる圧力が一定となり、筋肉や関節にストレスが集中するためです。対策として、1時間に一度は立ち上がり、軽く歩いたりストレッチを行うことが有効です。特に、骨盤周辺の柔軟性を保つストレッチや腰回りをリラックスさせる動作を取り入れることで、仙骨への負担を軽減できます。例えば、椅子に座ったままで骨盤を前後に動かす骨盤ロッキングや、体を左右にねじるストレッチも有効です。日常的にこれらの動作を取り入れることで、仙骨痛予防に繋がります。
中殿筋ストレッチ
中殿筋は骨盤の外側に位置し、股関節を安定させる重要な筋肉です。中殿筋が硬直すると骨盤が前後に傾き、仙骨に過剰なストレスがかかります。中殿筋のストレッチとしては、床に座って片脚を反対側に引き寄せ、上体を軽くひねることで股関節と中殿筋を伸ばす動作が効果的です。このストレッチはデスクワークの合間や就寝前に取り入れると良く、仙骨のケアに役立ちます。
腸腰筋ストレッチ
腸腰筋は、腰椎から大腿骨にかけてつながる筋肉で、股関節の屈曲や体幹の安定に関わります。腸腰筋が硬くなると、骨盤が前傾し、仙骨に負担がかかりやすくなります。腸腰筋のストレッチとしては、片膝立ちになり、前方の脚に体重をかけながら後方の脚の股関節を伸ばす動作が効果的です。ストレッチ中に体幹をまっすぐに保つことで、腸腰筋が効果的に伸び、仙骨への圧力を軽減することができます。
体幹強化による仙骨への負担軽減方法
体幹の強化は、仙骨への負担を軽減するために非常に重要です。特に、体幹の深層筋である多裂筋や腹横筋を強化することで、仙骨と骨盤を安定させることができます。
多裂筋の強化
多裂筋は、背骨の各椎骨を支え、背骨全体の安定性を保つ役割を持っています。多裂筋を強化するためには、背筋を伸ばし、骨盤を安定させた状態で四つん這いの姿勢から片手片脚を交互に持ち上げる「バードドッグ」というエクササイズが効果的です。この動作は、背骨と仙骨に均等に負荷をかけ、体幹の安定を図ります。
腹横筋の強化
腹横筋は、腹部を横に走る深層筋で、腹圧をコントロールすることで体幹の安定性を高めます。腹横筋を強化するためには、「プランク」が有効です。プランクでは、体を一直線に保ちながら腹筋を意識してキープすることで、腹横筋に負荷をかけ、体幹全体の安定性が向上します。これにより、仙骨への負担が軽減され、仙骨痛の予防に繋がります。
日常的にこれらのエクササイズやストレッチを取り入れることで、仙骨のケアができ、仙骨痛を予防することが可能です。
仙骨痛の原因と対策—早期対応が重要!
いかがでしたか?仙骨の痛みは長引く事により慢性化のリスクや仙骨障害の原因になる為、似た症状が発症した方はお早目のご相談を下さい!
仙骨周りの痛みは骨盤の歪みとの関連性も高くなります。自宅でのストレッチや日常生活の改善を心がけて健康な身体を目指しましょう。日々のセルフケアは勿論の事、骨格の歪みをよりなくし健康的に生活をおくる事が痛みを予防するからだつくりには大切です。日頃からセルフケアを心がけながら健康な毎日を送りましょうね
腰痛を根本的に解消するには
新潟市東区のにこにこ整体院・整骨院では当院独自の「筋膜骨格治療」(筋膜や国家にアプローチし体のバランス、歪みを調整する手技)で根本的な改善を致します。
新潟市東区のにこにこ整体院・整骨院では、痛みのある腰痛症状のある患部だけに施術するのではなく、首から身体全体の歪みなど、全身に着目して痛みの原因にアプローチすることを心がけています。
まずは腰痛の要因となる根本的原因を考える事が重要です。特に腰痛のよくあるケースとして、上下にある〈胸椎〉と〈股関節〉の可動域が低下し腰痛をもたらす事が考えられます。両者はどちらも関節可動域が大きくありますが、対して腰椎は回旋には乏しい関節の構造をしています。その為、上下の関節周りの骨格の歪みや筋肉の緊張が要因となり、腰痛を引き起こしているケースは少なくありません。
その為、現在の症状原因が重要となります。
腰痛の原因と根本的原因・理由を正しく理解して、何度も繰り返さない体を作ることが重要です。
当院では患者様一人一人の目標設定に合わせた施術プランをご提案しております。筋骨格の改善だけではなく、低下してしまった腰の周囲の筋肉を鍛えること・正しい体の使い方も覚え再発しない体作りまでサポートさせて頂きます。
その為、まずは症状の原因・身体の歪みの状態を問診させて頂き最適な施術プランを行っていきます。
- まずは患部の痛みを重点とした痛みの早期改善を目的とした新潟市東区のにこにこ整体院・整骨院の独自のオーダーメイド施術を用いて生活を送りながらでも一日も早い改善を目指します。
- そして痛みの緩和と共に経過を空けながら足から身体全体の歪みや背骨・骨盤の歪みの矯正を行い、根本的な問題を解消していきます。
- 通院ペースに関しては週に1回のペースから月に1回のペースでの経過観察までその方々によって異なります。ご本人様の目標や時間・予算なども含め最善を努めて参りますのでお気軽にご相談ください。
さらに、ご自宅でできる簡単なトレーニング法やストレッチなどのセルフケアの指導もさせていただき、良い状態を長く維持して再発防止までを図っていきます。
新潟市東区のにこにこ整体院・整骨院ではに来院された座骨神経痛でお悩みの患者様の中にも症状が改善されている方が多数いらっしゃいます。
当院では医学的推奨をされている知見を基に検査方法を使用し現在の腰痛症状の有無を正しく診させて頂きますので、安静にしていたり湿布、電気、マッサージをしてもらってもなかなか症状が改善されない方!もう治らないのではないかと諦めてしまっている方!
もしあなたが腰痛でお悩みなら、一人で悩まずにぜひ一度、新潟市東区のにこにこ整体院・整骨院までご相談ください。
腰痛を解消した患者様の声
腰痛でお悩みの方へ
当院では、「皆様の健康をお守りしたい」そんな想いで施術をしております。
・以前通った整骨院で何も変わらなかった,,,
・本当に私の身体は良くなる、変わるのか,,,?
・自分に合った施術をしてくれるのか?
・お金が無駄になるんじゃないか,,,?
当院に実際にいらした方にはこの様な声を耳にします。
新潟市東区のにこにこ整体・整骨院では「初めての施術で不安を感じる方々のために,,,」この様な形で施術のきっかけ作りの為に初回施術のキャンペーンをしております。
上記の様に不安を感じている方・お悩みの方は是非、一度勇気をもって、新潟市東区のにこにこ整体院・整骨院にご相談ください。