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腸腰筋を鍛えて歪みと内蔵機を解消!
腸は消化、吸収、排泄以外に免疫機構や脳とも深い関連性があります。
そのため、腸の不調が体調不良に直結することは、医学的にも証明されております。
そして近年、注目を集めているのは、腸と腸内に関与するインナーマッスルとの関係です。
寒くなる季節だからこそ、不調知らずな体を維持するためにも、腸の状態を整えるため、腸内周囲筋肉を鍛えることが重要です。
小腸や大腸などの内臓を取り囲む筋肉には、内臓の前にあるアウターマッスルの腹直筋とその両側の腹斜筋、インナーマッスルの腹横筋、そして大腸と骨盤の間に位置する腸腰筋があります。
とくに腸腰筋は、脚を前に出すときに使われる筋肉であるだけでなく、内臓を支え、腸内環境をよくする働きをもつ筋肉だ。実際、腸腰筋が弱い人は腸の不調が発生しやすいことがわかっている。またこつばんが歪みやすい為骨盤の歪みの原因にもあります。
そのため、腸腰筋の筋力をつける事と左右の筋膜の歪みを整える事が重要となります。
腸腰筋とは?
腸腰筋は、1つの筋肉を指しているのではなく、大腰筋・小腰筋・腸骨筋をまとめて「腸腰筋」と言います。
大腰筋は背骨の下部から股関節の内側、小腰筋は背骨の下部から骨盤付近、腸骨筋は骨盤の内側から股関節内側についており、上半身と下半身を繋ぐ唯一の筋肉です。
腸腰筋は、多くの筋肉の中でも唯一重力に抗う抗重力筋です。腰をS字状に維持し直立位(立ち姿勢)を保ちます。歩行・走行時には、足や膝を持ち上げる(股関節の屈曲)働きがあり、下半身が固定されているときには体幹を起こすこともできます。
また、股関節を固定する働きがあるため、体幹や身体のバランスを取る筋肉でもあり、日常生活だけでなくスポーツの分野でも腸腰筋は重要な役割を果たしているのです。
腸腰筋は腹腔の後ろ側にあります。身体の深い部分にあるため深層筋(インナーマッスル)とも呼ばれます。
腸腰筋の役割について
腸腰筋は、腰椎から大腿骨までを繋ぐ筋肉です。1つの筋肉を指すのではなく大腰筋、小腰筋、腸骨筋をまとめて腸腰筋と総称しています。小腰筋に関しては、退化してほとんど存在していない方もおられるようです。腸腰筋は腹腔の後ろ側にあるため深層筋(インナーマッスル)とも呼ばれます。
腰をS字状にキープしたり、腿や膝を持ち上げる動きを行います。立ち姿勢(立位姿勢)を保つ際に重力に抗う抗重力筋でもあります。見えない位置にある筋肉ですが、運動能力のほか、姿勢やプロポーションに関わってくる筋肉のため、姿勢つくりをするのであれば非常に重要な筋肉です。
大腰筋
起始 第12胸椎~第4腰椎の椎体外側面
停止 大腿骨小転子
小腰筋
起始 第12胸椎〜第1腰椎の椎体外側面
停止 腸骨隆起と周辺筋膜
腸骨筋
起始 腸骨窩と下前腸骨棘
停止 大腿骨小転子部
大腰筋は背骨の下部から大腿骨、小腰筋は背骨の下部から骨盤付近、腸骨筋は骨盤と大腿骨を繋いでおり、人体の中で唯一、上半身と下半身を繋いでいる筋肉です。腸腰筋は、主に3つの働きがあり、
・股関節を屈曲させる働き
・腰椎をS字型に安定させ重力に対して姿勢を保つ抗重力筋としての働き
・骨盤の位置を安定させる働き、など
スポーツの分野だけでなく歩く、走る、足を踏ん張るなど、日常生活で行う動作にも腸腰筋は重要な役割を果たしているのです。
腸腰筋が衰えると、、?
腸腰筋の筋力の低下は運動不足が主な要因となります。
20代~の加齢に伴い腸腰筋の筋力は衰退し60代以降の人は急激な機能低下がみられます。
例えば、写真の様に腸腰筋の弱体化に伴う緊張が発生すると、、赤丸部分に引っ張っられる事で腰の筋肉が前側に伸ばされます。
その結果、血行不良や正しい腰部の動きが出せない状態となります。
その為、腰痛の原因ともなりますので運動習慣やEMSなどの電気を利用し改善する事をオススメです!
腸腰筋を鍛える事でのメリット
続いて腸腰筋の鍛え方です。
腸腰筋の鍛える事のメリットはコチラとなります。
1.綺麗な姿勢のキープ力UP!
1つ目のメリットは、綺麗な姿勢を保つことができるという点。
腸腰筋は、腰の綺麗なS字カーブをつくり、骨盤を前傾させる働きがあります。
上半身と下半身をつなぐ筋肉、腸腰筋が弱っていると骨盤が後ろに倒れて猫背になってしまう傾向があります。そのため、腸腰筋は正しく姿勢をキープするために重要な役目を果たしているのです。
さらに言えば、正しい姿勢を保つことができれば日々の疲れも溜まりづらくなります。腸腰筋を鍛えることで、見た目の綺麗さだけでなく日常生活の質も向上しますよ。
2.代謝UPで太りにくい体ができる!
2つ目のメリットは、基礎代謝が高まり、太りにくい体が手に入るということ。
そもそも基礎代謝とは、生命活動を維持するための消費エネルギーのことです。基礎代謝が上がると、脂肪が燃焼しやすくなり太りにくい体を手に入れることが期待できます。
基礎代謝の大部分は、筋肉の動きによって消費されています。効果的な基礎代謝アップを望むなら、大きな筋肉が集中する下半身の動作効率を高めることが大切。
下半身の動きを大きく左右する腸腰筋を鍛えることは、基礎代謝の向上に大きく作用します。太りにくい体を手に入れたいなら、腸腰筋トレーニングはおすすめの方法の1つです。
3.歩行時の足の動きが変わる!
3つ目のメリットは、歩きやすさや走りやすさを感じるようになることです。
私たちの歩く動作や走る動作を支えているのは股関節の動き。その股関節の動きを左右している筋肉こそが腸腰筋です。
腸腰筋が衰えていると、股関節を機能させることができずに太ももの前側やふくらはぎなどの一定の部位に負担がかかる歩き方や走り方になってしまいます。逆に言えば、腸腰筋を鍛えて股関節を上手に使えるようになれば、下半身の動きは格段に良くなります。
腸腰筋を鍛えて<股関節の機能が高まると脚を引き上げやすくなり、歩きやすさや走りやすさを感じることができますよ。
腸腰筋の鍛え方
インナーマッスルは関節の安定・姿勢の維持・内臓を支える役割をもつ重要な筋肉ですが、決して大きな力を発揮するための筋肉ではありません。 例えば、腹筋などの「筋肉だけで上半身を起こす」という大きな力が必要な場合、インナーマッスルではなく、表層筋(アウターマッスル)の腹筋が働くため、インナーマッスルを鍛えることはできません。
また、筋肉を意識して動かすことがしやすい表層筋とは違い、深層筋は意識しずらい筋肉であり、トレーニングでも正しい状態を保てず、トレーニングをしても結果につながらない、ということもあります。
その為、回数を重ね正しいフォームで行う事が重要ですので下腹部を意識して反復しましょう!
レッグレイズ
【レッグレイズのやり方】
- 床に仰向けに寝る。
- 腰は床につけたまま両足を少し浮かせる。
- 膝を伸ばしたまま両足を持ち上げ、足裏が天井を向くまで浮かせる。
- 床につかない程度まで脚をゆっくりとおろす。
10〜15回×3セットを目安におこなってみましょう。
膝をできる限り伸ばしてトレーニングをすることで、腸腰筋への効果が大きく高まります。
おわりに
いかがでしたでしょうか?腰痛予防や身体のより良い姿勢キープには腸腰筋は非常に大切です。
是非皆さま、痛みのない体やキレイな姿勢を作る為にも時間を作って筋トレをしてみましょう!
ご自身で運動をする事が苦手な方は一度ご相談ください!当院では医療用として利用される専門EMSを用意もしております。
EMSとは「通称:楽トレ」と言い、電気刺激を用いたインナーマッスルのトレーニングです。
低周波などの表層への電気刺激とは異なり、高周波を使用し深層まで電気刺激を届けることで筋肉の収縮と弛緩を繰り返しトレーニングを行います。
ただし、市販のEMSは、インナーマッスルへ電気刺激が届かない「低周波」のものが多く、すべてのEMSでインナーマッスルが鍛えられるわけではないことを知っておく必要があります。
市販の物と違い、より深部まで電気刺激を入れられる事が出来ますのでご自分でするのが苦手、、という方は是非体験していただけますと身体の変化を体感されるかと思いますよ。
お悩みについてのご相談方法
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